施工事例|外構・庭リフォーム|堺市西区 F様邸

倒壊寸前の擁壁解体工事にあわせて、使い勝手の良いお庭にリフォーム!

依頼者

〔ご依頼内容〕

倒れそうな擁壁を何とかしてほしい!
手間のかからないお庭にしたい!

参考費用
250万円(実働:約20日) 駐車場増設/伐根・伐採/擁壁解体

施工

道路に面した土留め擁壁が倒れかけてるので、何とかして欲しいとご依頼をいただきました💦
カラーコーンの後ろ側、水色に塗装された塀がくっきりとひび割れしてます。
生垣や植木が沢山ありますので先ずは撤去から進めていきましょう!

(左)毛虫に気をつけながら🐛まずは生垣をカットして、、、
(右)重機を乗り入れて、大きな木の根も抜根していきます✨
(下)枝葉でこれほどの量が!!さらに根だけでも同じくらいの量を処分しました(*_*)

(左)重機が活躍してくれたので、工事が思いのほか進みます♪担当してくれた職人さんに感謝です( ^ω^ )★
続いて塀の撤去作業を進めますが既存の側溝を壊さないよう、色々一手間加えて進めて参ります!
(右)先ずは擁壁の一部を切り離します。側溝が壊れないように内側から突っ張りを仕込んでます✊
(下)擁壁の内側を掘削して残土を搬出したあと、ちょっと突けば…擁壁は内側に倒れました。

(左)ひび割れや転倒しかけていた理由が、ここで明らかとなりました…。それは、ご覧の通り
ベース基礎が無い上に、鉄筋がほぼ入っていませんでした💦この状態で今まで耐えれたのが奇跡なくらいです…
(右)株式会社西川技建、外庭ではそんな施工はしておりませんので、まずは砕石を転圧した上に13mmで配筋!✨
(下)厚みと巾がしっかりとある基礎を、生コンで打設しました\(^o^)/

(左)コストパフォーマンスも重視しておりますので、今回は素地の型枠ブロックで積み上げます!
土圧に耐えられるように、内側に控え壁も設けました★配筋も一段一段しっかりと結束しながら積み上げます。
(右)この後、コンクリートで充填すれば強度と体力のある土留めが仕上がります( ^ω^ )✨
擁壁ではコストがかかりますが、充分耐久性のある土圧の場合は型枠ブロックでOKです♪
土留めを新設して、ついでに駐車スペースも施工していきます(^O^)/
(下)積み上がった型枠ブロック、埋設する控え壁がポイントです!

(左)土を入れながら転圧機で締め固めてます。控え壁も一緒に埋める事で倒れにくい土留めが完成します✨
(右・下)控え壁際の白い半円、その中に集水を目的とした砕石を流し込みます。

(左)流し込んだら半円を取り抜き、表層を真砂土で仕上げます✊
集水した雨水は型枠ブロックの水抜き穴から排水させる仕組みです( ^ω^ )
(右)型枠ブロックの水抜き穴は、新設される床面の少し上に全部で5箇所仕込まれています。
これで雨水が宅内にオーバーフローする事なく、排水される仕組みになっています✨

外構リフォームも終盤、仕上げ工事を進めていきます(^ω^)残すは土間コンクリートと目隠しフェンスの設置です👷
(左)車を停めれるようにセットバックされた土留め♪型枠ブロックと言い、配筋や充填の量や見た目は同じでも
普通のブロックとは異なります⚠メッシュ配筋を施し、コンクリートを打設する準備を進めます★
(右)コンクリートを流し込んだら、乾かないうちに慣らして手際よく仕上げていきます!
(下)同時に真砂土を用いて、土留めの埋め戻しも仕上げていきます✊この時、しっかりと転圧をしていますが
雨が降るとしばらくは沈下しますので少し余分に真砂土を置いておきます✨

(左)土間コンクリートが乾き始めた頃、目隠しフェンスの設置を進めていきます!生垣とは違い、葉刈りや
消毒作業などの手入れが必要ありませんのでお庭の手入れや虫が苦手な方におすすめです✨
(右)生垣が撤去されすっきりして、以前よりお庭が広く感じます( ^ω^ )♪
(下)溝の巾が異型でしたので、特別に鋼板であつらえました★

BEFORE&AFTER

経年劣化で倒れそうな擁壁と、相当な量の植木… 擁壁が倒れないように様々な工夫を織り交ぜtて
さらに費用対効果抜群のコストパフォーマンスにも長けた外構リフォーム工事が完成です♪

植木・生垣のお手入れや虫に悩まされていたお庭…
不要な植木を撤去して手入れのいらないフェンスを設置し、お庭がとても広くなりました♪

完成